とにかく会社員時代は苦痛でしょうがなかったです。
2022年8月1日に脱サラをしてから3年近くが経ちますでしょうか。
長かったような短かったような。
ようやく、会社員という枠からハミ出て自由になった日の1日目のことは鮮明に覚えています。
普通であればみんな、自由を求めたり、もっと挑戦したい理由で独立をしていくことがほとんどかと思いますが、僕の場合は違いました。
会社員が合わなさすぎた
ただ、これだけです。
別に決まった時間や決まった時間に仕事をするのはいいのですが、何よりもしんどいのが「人間関係」です。
特定の人と毎日顔を合わせて、一緒に行きたくもないランチに誘われたり、やけに飲み会が多くてしんどかったり。
仕事中でもみんなは仲良く楽しそうに話をしているのに、自分は輪に入っていけずにずっと孤独感や疎外感を感じてました。
仕事に悩んでいたというよりかは、なぜか自分だけ会社に馴染めないってところで悩んでました。
おそらく周りからしたら「そんなに喋らないやつ」とかその程度にしか思われてなかったんでしょうが、僕からしたらそれが苦痛でした。
本来の自分は違うのに、なぜか人前になると本来の自分が出せなくて、疲弊していく。
今ではある程度治ってきましたが、会社員時代ではそんな自分に嫌気がさしてました。
会社員でいることというよりかは組織でいることに嫌気が刺してきて、会社員でいることで「自分」という存在がどんどん失われているような感覚だったんですね。
それが本当に苦痛だった。
何回も泣いて、何回も反省した。
実は転職を2回経験してるのも、「新しい環境に移って人間関係をやり直すためのもの」だったわけなんですね。
もちろんスキルアップとかそういった意味も込めてましたが、裏テーマは「人間関係の改善」でした。
ですが、2回転職を経験してもそれは大きく変わることなくいよいよメンタルも終わりかけた時に「フリーランスだったらやっていけるかもしれない」となって、独立をしたんですね。
“独立をした”と言えば、すごくカッコよさそうに聞こえますが、ぶっちゃけフリーランスになる準備も副業もしてなかったので収入は0からのスタートです。
案件も月5万円くらいの広告案件くらいしかなく「よくそのレベルで独立なんて言えたな」と思うほどひどかったです。
もはや「独立」というよりかは「逃げ」でしたね。
もうこれ以上、自分を偽って組織の中に居続けるのが限界だった。
人生をどうにかしたいとか、夢を叶えたいとか、そんな前向きな理由じゃない。
ただただ「このままだと壊れる」と思ったから逃げた。それだけです。
でも、あのとき逃げた自分を今では誇りに思ってます。
逃げた先に何があるかなんて、正直分からなかったですが結果的に今こうしてフリーランスとして飯を食えてるわけですから、人生って案外どうとでもなるんだなと。
不安しかなかったけど「これ以上嫌なことを続けるくらいなら、不安の中に飛び込んだ方がマシ」って、それくらい追い詰められてたんです。
本当に。
だから、僕の独立はキラキラしたものじゃなかったし、希望に満ちたスタートでもなかった。
でも、あのとき「逃げた」ことが、結果的に「自分を取り戻すための第一歩」だったんです。これに気づいたのは最近なんですがね。
ぜひ何かの参考になればと思います。
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